赤い糸、白い羽

現代恋愛、社会人同士です。全5話。

現実に近いカップルですけど、お話し的には非現実的な所がある、いわゆるSF(少し不思議)な作品です。

 

ヒロインが長い片思いを失恋に終わらせた所から物語は始まります。

ちょっとしたきっかけでヒーローと出会ったヒロインは、自分も失恋したところなのに、同じく失恋したヒーローの愚痴を聞かされる羽目になってしまいます。

その後も失恋同士で出かけたり食事に行ったりして親交を深めていきます。

 

あらすじってムズカシイですね。どこまでなら書いてもネタバレにならないんでしょうか?

まぁ、このぐらいにしときましょうか。ほとんど内容について触れてないような気がしますが。

 

この作品で一番好きな部分は、やっぱりヒーローの性格ですかね。

このヒーロー、イケメンなんですよ、顔は。

なのになんでイケメンヒーロー嫌いの私が好きなのかって言うと、イケメンなのにアホで、デリカシーに欠けていて、おおよそ多くの人が”イケメン”に対して抱いているイメージ像を完璧に崩してくるんですよね。

ヒロインとヒーローの何気ないアホなやり取りが本当に好きです。こんなカップルなら長く続くんだろうなと思います。

 

人を好きになるっていうのは、その人のいい所と悪い所を知って、なおかつその全部ひっくるめて好きだと思えるってことなんですかね?

足し算とか引き算じゃなく、その人の個性そのものを受け入れるというか・・・?

うーん、私にはまだよく分かりませんけど、自分もこんな相手が見つけられたらと思います。